肩こりや腰痛で悩んでいる人はとてもたくさんいます。でも、なかなか治らないのはなぜでしょう?

肩こりや腰痛の人に「思い当たる原因は?」と質問すると、ほとんどの人が「姿勢」と言います。皆さんが言うように、肩こりや腰痛の原因の一つは姿勢です。だから、根本的に肩こりや腰痛を改善しようと思ったら、まず姿勢を変えなければいけません。

結局、この姿勢改善に本気で取り組めない人は、肩こりや腰痛とずっと付き合っていくしかありません。

姿勢改善

姿勢改善に必要な3つの要素

姿勢が悪い人は、つい最近悪くなったわけではなく、何年も前から姿勢が悪かった、と言う人がほとんどです。その人たちに、立位で「自分が良いと思う姿勢をしてみてください」というと、腰が反り過ぎたり、体が捻じれたり、首が傾いたりして、良い姿勢を作ることが出来ません。この人たちは、そもそも良い姿勢という感覚が自分の中にないのです。

なぜこういうことが起きるのでしょうか?

良い姿勢を作るためには、

  1. 平衡感覚
    平衡感覚は自分の体の重力に対しての傾きを察知しています。平衡感覚に狂いがあると、体が傾いていても、それを「傾いている」と認識出来なくなります。認識できなければ、当然、姿勢を正すことも出来なくなります。
  2. 筋肉の張りを調整している小脳
    小脳は常に筋肉の張りをコントロールして、体を真っ直ぐに保とうとしています。例えば、体の前面の筋肉が張ると体は前に傾き、背面の筋肉が張ると体は後ろに傾きます。この様に筋肉の張りをコントロールして姿勢を維持しています。筋肉の張りのバランスが崩れたまま良い姿勢を取ろうとすると、筋肉を無理やり引き伸ばすことになるので、負担が大きく疲れてしまいます。疲れる姿勢は長続きしません。
  3. 骨格
    関節の歪み。普段の体の使い方などで関節に歪みができます。歪んだ状態で良い姿勢を取ろうとすると、関節や筋肉に負担が大きくかかり疲れます。やはり、疲れる姿勢は長続きしません。

上記の3つがそれぞれ適度な状態であれば、良い姿勢が楽に取れるようになります。

良い姿勢をしようとしても、良い姿勢が取れないほとんどの人が、上記の3ばかりなんとかしようとして、1と2の問題に対処をしていません

良い姿勢が続かないのは、脳が良い姿勢を”良い”と認識していないから

上の1と2は脳の認識や神経の働きになります。脳や神経は、繰り返し刺激されることで、その情報を学習します。つまり、悪い姿勢を長年に渡ってしていると、その歪んだ状態を体が覚えてしまいます。もしかしたら、いろいろな所で姿勢改善のプログラムを受けたことがあるのに、姿勢が良くならなかった、あるいは一時的に良くなったけどすぐ戻ってしまった、と言う人は、脳の認識を調整していなかったのではありませんか?脳の認識を変えずに筋肉や骨格を調整しても、脳はそれを「良い姿勢」とは認識しないので、すぐに今までの姿勢に戻してしまいます。

中央林間カイロの肩こり腰痛改善の取り組み方

ここからは、肩こりや腰痛で当院にお越しいただいた方に対して、改善に向けてどのように進めていくか、その方法を解説します。

初回は体の動き、筋肉の張り、骨格の歪み、平衡感覚などをチェックします。そこで見つかった問題点を改善していきます。

筋肉の調整と骨格の調整を行った後に平衡感覚の調整を行います。

緩めるだけが筋肉の調整じゃない

筋肉を緩めることが筋肉の調整だと思っていませんか。たしかに肩こりや腰痛がある部分の筋肉は硬くなっているので緩めなければなりませんが、その他の部分、例えば腰痛の場合だと、お尻の筋肉に張りが無く、だらんと脱力した状態だったりします。お尻の筋肉の張りが無いことが、骨盤を不安定にして腰に負担をかけて腰痛になります。だから、筋肉の張りがなくなっている部分は、筋肉に張りを持たせます。

つまり、硬くなっているところは緩めて、張りがないところは引締める、と言うのが筋肉の調整です。

お尻の筋肉と腰痛については、ブログの「1日5分-腰痛はお尻を鍛えることで改善できる」で書いていますので参考にしてください。

姿勢改善の取り組み方

長年の癖がついた姿勢を改善するためには、前述した3つ(平衡感覚・小脳・骨格)の要素を全て改善させる必要があります。どれか一つが欠けても、良い姿勢を維持することができません。そのため、当院では脳の認識を変えさせるトレーニングを行います。

脳の間違った認識を改善するには、歪んでいることを自分自信が認識することです。よく「全身の写る鏡の前に立たせる」という方法を勧めたり、やっている治療院がありますが、当院ではやりません。自宅でやる場合は、手軽にできる方法としては良いと思います。当院でそれをしない理由は、自分の姿を視覚で認識してしまうと、”無意識”に正してしまい、普段の姿勢とは違ってしまうからです(当院ではやりませんが、自宅でのセルフケアとして指導する場合は、出来る限り無意識の修正が入らないように少し工夫して指導します)。それよりは写真を撮って見せる方が良いと思います。当院でも撮ることがあります(姿勢分析アプリ使用)。

当院ではレーザーポインターを使った方法や、バランス検査などでご自身の歪みや平衡感覚の異常を認識してもらいます。この場合だと、無意識に姿勢を正そうとする修正が他の方法より入りません。そのため、歪みをや平衡感覚のズレをちゃんと認識することが出来ます。

めまい訓練

肩こり腰痛が治る仕組みを理解しよう

  1. 筋肉を緩めるだけでなく、張りがないところは引き締める。
  2. 骨格の歪みを整える
  3. 平衡感覚を改善する

この3つがしっかりと出来て、姿勢を改善できれば肩こりや腰痛を撃退することが出来ます。

肩こりや腰痛を根本から改善することは、決して簡単な事ではありません。しかし、あなた自身が、本気で治るために行動を起こし努力すれば、きっと良い結果が表れてきます。私がそのお手伝いをしますので、一緒に元気な体を取り戻しましょう。

ここであなたの悩みを解消しませんか?

中央林間カイロプラクティックオフィスは、肩こりや腰痛などはもちろん、他の治療院では対応が難しい、脳の働きに関する問題や神経による痛みやしびれ改善に自信を持っております。