70代男性/仕事:無職/運動:ウォーキング(週1,2回)

主訴:パーキンソン病による、手の震えや動作が遅い

パーキンソン

症状が発症した時の状況

1年半くらい前から手に力が入り難くなり、文字を書くのが大変になってきた。病院で検査を受けたが、ハッキリとした病名は付かなかった。半年前から症状が酷くなり、長文を書こうとするとだんだん文字が小さくなり、書けなくなる。パーキンソン病と診断される。本人は、それ以降、症状はあまり変わってはいないと言うが、奥さんは「動作が遅くなった」と仰っていました。

見立てとアプローチ

初めに、パーキンソン病に対しては完治が目的ではなく、少しでも生活の質を向上させるための運動機能の向上を目指します。

自宅の住所と名前を続けて書いてもらうと、文字がどんどん小さくなり、ついには止まってしまいます。首が前に出た姿勢で、歩く時の歩幅が狭い。首や腕を私が動かそうとすると歯車様固縮(歯車を動かすような、カクッ、カクッという断続的な抵抗が起こる)がみられる。これらは全て、パーキンソンの症状の特徴でもあります。

検査で脳の機能が特に低下している部分を洗い出し、その部分を優先して刺激を入れていきます。

アプローチ方法は、眼球を動かす運動と体を動かす運動療法を主体に行います。パーキンソン病の人は前傾姿勢になり、目線が下を向いてしまいます。目線を上に向きやすくすることで腰や首を起こしやすいようにします。

眼球運動を行い、目線を変えさせた後に歩行してもらうと、眼球運動前より少しスピードが上がり、本人も「歩きやすい気がする」と言います。眼球の運動は、そのまま自宅でのリハビリとしても指導。

さらに、運動制御に関わる小脳の活動を上げるため、メトロノームを使って一定のリズムで音を鳴らし、それを聞きながら歩いてもらったり、手を動かしたり運動を行います。小脳はタイミングを合わせる際に活動が上がるので、それを利用して運動制御機能を活性化させます。メトロノームを鳴らしながら運動を行うと、鳴らさない時に比べると少し動きがスムーズになります。

ここであなたの悩みを解消しませんか?

中央林間カイロプラクティックオフィスは、肩こりや腰痛などはもちろん、他の治療院では対応が難しい、脳の働きに関する問題や神経による痛みやしびれ改善に自信を持っております。