【頚椎症】手の激痛の後の感覚麻痺

改善するまでの施術回数:2回

20代女性/仕事:保育士/運動:-

主訴:手の感覚が鈍い

痛みが出た時の状況

少し前から左手の小指側の感覚がおかしい感じあった。4日前、左の肩甲骨から首にかけて強い痛みが出て夜も眠れなかった。翌日に整形外科へ行きレントゲンを撮ったが、レントゲンに写るような異常は見つからなかった。しかし、医師は「神経痛だろう」と言うことで痛み止め (ロキソニン) を処方してくれた。痛み止めが効いて、2日位したら肩甲骨から首にかけての痛みはほとんど治った。しかし、手の感覚はおかしいままで改善していない。

症状の強さ(10が最大で日常生活困難):4

見立てとアプローチ

この方は、首が前に出ていて強い猫背をしています。

感覚の検査をしてみると、左手の薬指の真中から真っ直ぐ肘の方へ線を引いて、その小指側の指や手の平、前腕の感覚が鈍くなっている。さらに左手の小指と薬指を広げるような動きの際の力が少し低下している。やはり神経障害の可能性が伺えます。

次に、どこで神経が圧迫されているか確かめるため、手首、肘、首を検査していきました。すると、首に負荷をかけた時に、左手の小指側にピリピリとした痛みを伴う感覚の異常が強くなります。つまり、首で神経の圧迫が起きていることを示しています。症状が出ている場所から考えて、頚の8番目の神経の異常と言うことが分かります。ですが、レントゲンでこの部分の骨に異常はありませんでした。しかし、整形外科学検査や神経学的検査では首の8番目の神経の異常を示しています。これはおかしい事ではありません。レントゲンには骨は写りますが、軟部組織と呼ばれる、血管や脂肪、筋肉や腱などは写らないからです。実は、背骨の中から外へ出るための通り道(椎関孔)には、血管や脂肪組織が詰まっています。これらが神経を圧迫することもあります。この場合、神経の通り道を広げて、血液や体液循環を良くしてあげることで改善することがよくあります

1回目、頚椎7番と胸椎1番の間を広げて、頚神経8番の通り道を広げるように調整。さらに首から肩の筋肉を緩め、背骨全体のバランスを調整しました。その後、感覚の検査をしてみると、前腕の感覚はほとんど改善して、手の方も感覚がよくなっていました。

2回目(初回から7日後)、手の感覚もほとんど元に戻り、日常生活で気になるようなことは無くなっていました。しかし、首に少し負荷をかけると、左手の小指側にピリピリとした感覚の異常が現れます。まだ完全に首の状態が良くなったわけではないようなので、1回目と同じように調整。施術後は首に負荷をかけても手に症状は出なくなりました。

まとめ

レントゲンに異常はなくても神経障害は起こります。障害部位は整形外科学検査や神経学的検査でおおよその見当をつけることが可能です。検査はとても重要です。

痛みなどを伴わない感覚麻痺の場合、長期間放置する人がいます。経験上、感覚麻痺が長期間続いている場合、その期間が長くなればなるほど改善が難しくなります。その理由は、使われていない神経細胞が死滅してしまうからだと考えています。なので、痛みやしびれだけでなく、感覚麻痺がおこった場合、放っておかず早く適切な処置をとりましょう。

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