一人一人違う頭痛の原因-1~2。大和市中央林間の整体

神経障害, 頭痛

頭痛で悩んでいる人は多く、整体やカイロプラクティックを頼る人も少なくありません。頭痛と一言で言っても、クライアントさんの訴え方は様々です。後頭部や前頭部や側頭部の痛み、目の奥の痛み、重く締め付けられるような痛み、ズキズキ脈打つ様な痛みなど、一人一人違います。頭痛と言えば、肩や首の筋肉の問題と考える人が多いと思いますが、頭痛の原因はその他にも沢山あります。だから検査が大切なんです。

症例を紹介する前に重要なことをお伝えします。頭を殴られたような突然の激しい頭痛、嘔吐を伴った頭痛(こちらの場合は片頭痛でも起こります)が起きた場合は、腫瘍や脳血管障害の可能性もありますのですぐに病院へ行ってください。

30代女性の場合の頭痛

本人の訴え

4日前に突然、左目の奥の激しい痛みに襲われた。この時、めまいや嘔吐はしていない。その後、激しい痛み落ちは着いたが、首から左側頭部に常にズキズキする頭痛が出る。さらにフワフワするようなめまいも起きるようになる。翌日も治っていなかったため脳神経外科へ。「筋緊張性の頭痛」と診断され、筋肉を緩める薬を出される。現在まで改善していない。本人は、肩こりから来る頭痛ではないかと疑っている。

頭痛1

脳神経外科で検査しているので、腫瘍や血管障害の可能性は低い。

めまいを伴っていることから、筋緊張性頭痛だけではなく神経系も疑って検査を行いました。顔の左側の一部に感覚が低下したところがある。目の動きにも問題が見受けられた。小脳(運動調節系)の検査では左側に低下がみられた。

私がしたことは、まずは肩こりをなんとかするために、背骨全体の歪みの調整と筋肉を緩めました。続いて、体の一部を、自動(本人が動かす)及び他動(私が動かす)で動かしたり、ある部分を打腱器で叩いたりして左側の小脳に刺激を入れました。最後に三叉神経の問題に対して、首の関節を調整しました。施術後、頭痛が軽減したと仰っていました。

4日後にお越しいただき、経過を聞いたところ、頭痛はほぼなくなって、めまいも起きていないそうです。

このクライアントさんの頭痛の原因は?

三叉神経の問題が頭痛に、小脳の機能がめまいに関わっている可能性が高いと考えました。当然、筋緊張性による頭痛も含まれていると思います。三叉神経は、顔や頭、頭蓋骨内の感覚を脳に伝えています。そのため頭痛との関連性が深い神経です。

30代男性の頭痛の場合

本人の訴え

2日前、仕事中(デスクワーク)に突然、視界がチカチカと眩しいと感じるようになった。その数十分後、左のこめかみ辺りと左目の奥に激しい頭痛が出て、気持ち悪くなり嘔吐をした。1時間ほどで、激しい痛みは落ち着いたが、鈍い頭痛が左のこめかみ辺りに残った。その日の夜、自宅でテレビを見ていると、再び視界が眩しくなりしばらくして、昼間と同じような頭痛が出て嘔吐をしてしまう。この時も1時間ほどで激しい痛みは落ち着いた。翌日になっても、左のこめかみのあたりの頭痛が続いている。脳神経外科へ行き「偏頭痛」と診断され、肩や首の筋肉を暖めるように言われる。

頭痛2

視界に影響が出ていることと、ズキズキするようなタイプの頭痛などから血管性の問題が考えられます。首の骨(頚椎)の上部が左側にズレるように歪んでいました。そのズレを調整するために、まずは肩と首の筋肉を緩めてから、首のズレを調整しました。直後、クライアントさんが「あっ、痛みが無くなった」と言いました。首へ負担がかからないように体のバランスを調整して終了。

このクライアントさんの頭痛の原因は?

視界に影響が出ているということは、視神経に何らかの問題が起きたことが想像できます。視神経のある部分の後ろには内頸動脈と言う太い血管が通っています。この動脈が膨張することで視神経に影響を及ぼすことがあります。この方の場合、頚椎の上部の歪みにより、内頸動脈より下部の椎骨動脈を圧迫して血流に問題が起こった可能性が高いと考えられます。そのため、頚椎を調整することで動脈への負担が取れて、頭痛が改善したと考えます。