動作分析-体の歪みを読み解く

静的な姿勢分析が終わったら、次は動作を観ます。この時もやはり、あまり深く考えすぎず、直感を大事にします。 ~立位~ 腰幅ほど足を開いた状態で、前屈、伸展、側屈、回旋を観ます。それ以外に観るとすれば、屈伸運動、片足上げ。症状によって、したりしなかったりするのは肩の外転運動、首の前後左右の動きなど。 ~座位~ やはり、基本的には立位と同じ。前屈、伸展、側屈、回旋を観ます。症状によって、したりしなかったりするのは肩の外転運動、首の前後左右の動きなど。立位の場合と大きく違うのは、術者が体に手を触れた状態で動作を行い、クライアントの筋肉の緊張度合いなどを手から感じ取ります。

動作分析から分かること

~立位~ 前屈の際に特に注目して観ているところは、1.股関節が後方に引けているか(写真左はちょっと大げさです)?引けていなければ、殿筋、ハムストリングス等の筋肉の緊張している可能性が考えられます。2.脊柱が程良くカーブしているか?腰椎部がフラットの場合、屈曲制限があるかもしれません。 動作分析 側屈の際に特に注目して観ているところは、1.同側の寛骨の前方回旋が起こるか?起こらなければ、仙腸関節の運動制限や腸腰筋の緊張、脊柱の運動連鎖の問題(フライエットの法則:腰椎の側屈は対側への回旋を伴う)などが考えられます。2.側屈とは対側の体側面の筋肉の緊張。伸びている感じがなければ、大腿筋膜張筋や殿筋、腰方形筋、広背筋などの筋肉が緊張しているかもしれません。 回旋の際に特に注目して観ているところは、1.対側の寛骨の前方回旋が起こるか?起こらなければ、側屈の際の1と同様。2.同側の肩を引けるか?その際、対側の肩より上方へあるか?肩か引けなければ胸筋が緊張している可能性、肩が対側より低ければ、腰椎の運動連鎖の問題(フライエットの法則)の可能性を考えます。 伸展の際に特に注目して観ているところは、1.股関節が前方に出ているか?膝を極度に曲げていないか?これらは、足関節の屈曲制限や四頭筋や腸腰筋の緊張、仙腸関節の運動制限などが考えられます。2.腹部や胸部は伸びているか?もし、腹部や胸部がフラットなら、腹筋や胸筋の緊張、脊柱の伸展制限が考えられます。 ~座位~ 座位でも基本的には同じですが、下肢の問題を考慮する必要がなくなります。そのため、立位で見つかった問題が座位で出ない場合は、下肢の問題の可能性が高くなります。それと、前述の通り座位の検査の際は、クライアントの体に触れながら行うので、筋の緊張状態も同時にチェックしています。

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