体幹の弱い子にお勧めするトレーニング

ADHDやASD(自閉症スペクトラム)の子をみていると、体がふにゃふにゃしている子がたくさんいます。検査では主に右脳の機能の低下が見られます。

歩いているときに体(特に上半身)が左右に大きく揺れたり、座っていてる時も、まっすぐ体を起こして座っていられず、横にぐにゃっとなったり、ベンチみたいな椅子に座ると、そのまま横に倒れこんじゃうような子もいます。

そんな子たちには、やはり体幹を鍛えるトレーニングを行います。

その前に原始反射が残っていたら、原始反射から改善させる

発達障害の子を初めてみるとき、必ず原始反射が残っているかどうかを検査します。原始反射が残っていれば、まずはその改善のためのエクササイズを行います。

原始反射については、治療院のHPに詳しく書いていますので、そちらを読んでください。

中央林間カイロプラクティックオフィス-発達障害の子に不足しているのは刺激

エクササイズをしっかりと毎日行っていれば、早い子は一週間~数週間で原始反射が出なくなります。

体幹のトレーニングは、原始反射のエクササイズと並行して行うことが多いです。

体幹安定トレーニング

当院では、一人ひとりの左右の脳の働きを検査して、その子に合わせてトレーニング方法を工夫していますが、ここではそういったことが出来ないので、とりあえずこれはしておいた方が良いというトレーニングをご紹介します。

バランストレーニング

これは外せませんね。体幹が弱い子の平衡感覚は低下している事が多いです。

試しに、目を空けた状態と閉じた状態で、それぞれ片足立ちをさせてみてください。開眼で30秒くらい、閉眼で10秒くらい安定して立っている事が出来れば問題はないと思います。

出来なければ、以下を参考にしてトレーニングしてあげてください。

バランスドームやバランスディスクを使います。まずは、普通に立っていられるようになること。安定して立っていられるなら、少し動きを取り入れていきます。

当院では以下の様な事をします
・キャッチボール
・20cm位の柔らかいボールを足や膝、手などタッチさせる。(写真左)
・子供に自分の動きの真似をさせる。(写真右)

体幹筋力トレーニング

お腹周りやお尻周りの筋肉を鍛えて、体幹を安定させます。当院で指導することが多いのは以下のようなブリッジです。

この時、お尻が上がり過ぎたり、下がり過ぎたりしないように注意してください。

まずは、手を床に着けた状態で30秒間、安定出来るまで行います。それが出来るようになったら、次は手を体の前で組ませた状態で行います。この状態で60秒間、安定出来るまで鍛えます。これも出来たら、さらに難易度を上げます。

手を組んだ状態から、片足を床から5~10cm位浮かせます。この状態で30秒。さらに反対の足で30秒。安定出来たら、1分間のインターバルをとって、それを4セット行えるように鍛えます。

その他にも、腹筋や背筋、腕立て伏せなどを行って体幹トレーニングを行います。

筋力トレーニングは、ただ体幹を強くするためではありません。トレーニング後は成長ホルモンの分泌が促進されるので、脳だけでなく体の成長を促進させることも目的になります。

そして、この成長をより効果的にするため、さらにホルモンを作るためにも、タンパク質を摂ったり、ビタミンを摂ったり必要な栄養素の摂取が重要になります。ここで、以前書いた発達障害の子の食事の大切さに繋がってきます。

発達障害の子に食事改善は必要ない?

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