不安症、うつ、パニック障害、日本人女性の50%が不足している鉄分

ちょっと古いですが、1981~1991年に日本人女性の鉄欠乏について調査したデータがあります。それによると日本人女性の8.5%は鉄欠乏性貧血だったそうです。また貧血ではないが鉄分が不足している割合は41.8%もいて、合わせると女性の半数が鉄分不足だったそうです。これぐらい日本人女性は鉄分が足りていません。

なぜ鉄分不足と不安症、うつ、パニック障害、が関係あるのかお話します。

不安症、うつ、パニック障害の人はセロトニン濃度が低いことが分かっています。セロトニンというのは幸福ホルモンと言われていて、感情のコントロールに大きく関りがあります。このセロトニンを脳内で作るために鉄分が必要になります。

だから鉄分が不足するとことにりセロトニンが作れなくなって、不安症、うつ、パニック障害のリスクが高くなってしまいます。

原因の一つはダイエットです。鉄分は肉やレバーに多く含まれています。鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄というのがあり、吸収率が違います。ヘム鉄は肉やレバーに多く含まれていて15~30%の吸収率。一方、非ヘム鉄は野菜や穀物に含まれていて、吸収率は2~5%。多少文献によって数値が違いますが、ヘム鉄の方が圧倒的に吸収率が高いです。ダイエットでは肉類を避けがちになり、鉄分不足に陥ります。

鉄分ってとても重要なんですよね。今言ったようにセロトニンの合成にも必要ですが、ケガや疲労などから体を回復させるためにも必要な栄養素です。なぜなら、血液中のヘモグロビンは鉄とタンパク質から作られるからです。ヘモグロビンは血管の中を通って、酸素や栄養素を運び、二酸化炭素を回収してくれています。この働きによって、細胞が回復してくれます。

だから、当院では必ず貧血の有無や、普段からお肉を食べるかなどを確認しています。

私の個人的な臨床経験ですが、やはり貧血がある人は、体の問題が治りにくいって感じます。

できれば、サプリメントではなくて、食品から摂ることをお勧めします。例えば、鉄分を多く含むレバーには、ビタミンB6やB12といった栄養素も含まれています。このビタミンB6,B12もセロトニンを合成するために必要な栄養素なんです。だから、できるだけ食品から鉄分をとるように心がけることで、その他にも体に必要な栄養素が一緒に摂れます。

治療院紹介

大和市の中央林間で10年以上続く整体院です。どこに行っても治らない体の問題でお悩みならご相談ください。本気で改善したい人には向いていますが、気持ち良さを求めている人に向いていません。

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