40代男性/仕事:デスクワーク/運動していない

主訴:右の手首を反らした時に出る痛み

手首の痛み

痛みが出た時の状況

半年くらい前から違和感があり、2,3ヶ月前から痛みが強くなってきた。仕事でパソコンを使っていて、長時間マウスやキーボードを打っていると。腕の内側の張りが強くなってきて手首も痛くなってくる。

その他にも、床に手を付いたときも痛みが出る。整形外科で腱鞘炎の診断される。1ヶ月間、接骨院に通ったが、一時的に楽になるが、しばらくすると痛みが出る。

痛みの強さ(10が最大で日常生活困難):6

見立てとアプローチ

右手首を曲げていくと痛みが出ます。前椀の筋肉がとても硬く張っています。マウスやキーボードを使う時の手首は位置は、ほとんどの場合、少し反らした状態になります。この状態が長く続くと、手首の関節にズレが生じてきます。関節がズレたまま、手を使い続けると、手首や指を動かす筋肉や腱に大きな負担になり、腱の通り道である腱鞘にダメージが蓄積されて、その内、炎症を起こします。

手首の関節のズレを整えて、前椀の筋肉を緩めると、手首を反らした時の痛みが半分以下に減りました。ただ、これで終わりにしてしまうと、また同じように繰り返してしまうので、肘や肩の調節も行った後に、手首の動きを正しく行えるように、運動療法を行います。自宅でも行える、運動療法も指導しました。

2回目(7日後)、痛みは減ってきているが、まだ反らすと痛い。3回目(さらに7日後)、仕事中に痛みが出ることはだいぶ少なくなってきた。4回目(さらに7日後)、ほとんど気にならなくなった。

キーボードを打つ時の姿勢は、肘から先と肩を内側に捻じり、脇を少し開いた状態になります。手首だけでなく、これらも改善しておかないと、手首にかかる負担が大きいままになってしまうので、必ず、肘と肩周辺の調整も行う必要があります(実際には、全身を調整しています)。