20代女性/仕事:デスクワーク/運動していない

主訴:左の首の痛み

寝違え

症状が出た時の状況

1ヶ月くらい前に、朝起きた時に寝違えてしまい首を痛めた。その後、3日間くらいはほとんど首を動かすことが出来ない位の激痛だったが、徐々に減ってきて、なんとか日常生活が行えるようになった。ただ、その後も、首が動きにくくて大きく動かそうとすると痛みが出る。病院で検査して、ストレートネックだと言われたが、他に異常は無く、筋肉の問題だと言われた。整体に3回通って少し良くなったが、元の状態にまでは戻らなかった。

痛みの強さ(10が最大で日常生活困難):6

見立てとアプローチ

首を左に倒す、左を向く、上を向く、この3つの動作で痛みが強くなり、動かせる範囲が狭い。特に左に首を倒すと、曲げている部分の奥の方に強い痛みが出る。本来ならある、背骨と腰の部分の前側へのカーブが少なく、背骨全体が真っ直ぐになっている。

背骨

その他、検査などから、痛みを出しているのは肩甲挙筋という肩甲骨から首に付いている筋肉で間違いありません。もし、筋肉の問題だけであれば、1週間もすれば痛みは治まるはずですが、1ヶ月経っても治らないのは、その痛めている筋肉に常に負担がかかってしまっているからです。

背骨のカーブが少ないことはもちろん影響しますが、これは1ヶ月前に突然起こったことではないので、それ以外にも要因がありそうです。特に、上図の頚椎と胸椎の境の関節の歪みが強く見られます。これがおそらく、いつまでたっても筋肉に負担をかけ続けている要因だと考えました。

その歪みを、私が手で抑え、正しい方向に関節が動くように介助しながら首を左に倒していくと痛みは少なく、動かせる範囲も広くなりました。その動作を10回行い、今度はご自身だけで首を左に倒してもらうと、やはり最初より大きく動かすことが出来、痛みも減っていました。

肩甲挙筋を緩めて、歪みの大きかった頚椎と胸椎の境の関節を調整し、後は、足から全体のバランスを整えました。

2回目(7日後)、痛みは無くなった。1回目の施術の2日後には、ほとんど症状が無くなり、普通に首を動かせるようになったそうです。