心疾患・ADHD・パーキンソン病、神経学三昧の1週間

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

この1週間で3日セミナーに参加してきました。全て神経学関連です。人の体をみるうえで神経に関する知識は欠かせません。私が神経学に力を入れ出した理由は、筋骨格系の知識やテクニックだけでは、効果が出せない人が多くなってきたからです。良く考えれば、筋骨格を動かすのは神経なので、神経の知識が乏しければ、筋骨格系の問題もちゃんとみれないことになるんですよね。

スポンサードリンク

12月18日:心音と脈

心音について勉強してきました。あまり徒手療法と心音は関連なさそうですが、徒手療法を行う上で大切なのは※鑑別診断できること。鑑別診断と言っても、便宜上この言葉を使っただけで、私が診断をする訳ではなく、他の医療機関を受診しなければいけない病態が隠れていないか判断することです。例えば、めまいを訴えて来た人に対して、椎骨動脈の狭窄などが疑われた場合、脳神経外科での検査を勧める必要があります。その確認の検査をせず、首の調整をしてしまった場合、最悪、クライアントの生命を危険にさらすことになります。そういったリスクを排除するために、必要な知識です。

※病気を診断するにあたり、その症状や検査の結果から可能性がある複数の病気を比較しながら、合理的に特定する診断のことをいう。(メディカルウェアより引用)

勉強したことは、心音の正常と異常をひたすら聴く(笑)。とにかく耳を慣らすと言ったこと。それに脈の取り方とそれぞれの解剖学的な知識です。さらに、それをどういうふうに徒手療法に応用していくかと言う考え方。これらの知識があると、特にむくみや冷え症などの役立ちそうです。

12月23、24日:発達障害(主にADHD)とパーキンソン病

23、24日は連続したセミナーでした。

これからの社会は、こういった問題を抱えた人が増えていきます。デジタル機器の発達によって、以前は自分の頭で考えたり、体を動かしたりしてたことが、機械がやってくれるようになってしまったので、脳の働きが低下してしまいます。脳は部位によって、機能が分かれています。計算をしたりロジカルに物事を考える場合、左脳が優位に働くわけですが、そういった使い方をする機会が減れば、その部分への血液供給量が減り、次第に脳は委縮していきます。そうなると、当然その機能は低下していきます。

講師の先生がこんな質問をしました。

「この1年間で、誰かの電話番号を覚えましたか?」

私は0です。小中学生の頃は、よく遊ぶ友達の家の電話番号を何件も覚えていました。今では、スマホに登録してしまうので、記憶することが全くと言っていいほど無くなりました。つまり、記憶するという脳の機能を使うことが減ったと言うことになります。これから、もっと身近な物事は機械に記憶させることが増えていくかもしれません。すると、どんどん脳を使うことが減っていってしまうので気をつけなければいけません。

勉強したことは、やはりここでも鑑別診断の重要性と、問題部位の洗い出しのための考え方や検査方法などです。それと「○○(症状)に対してはこの方法」という決まった方法は無く、そういったやり方をすると、失敗すると言うこと。これは経験の浅いうちは陥りやすいです。

子供は発達の段階で適した刺激が脳に入らないと、そこが未発達のまま体が成長していき、社会での生活にうまくなじめなかったりすると言うことがおきます。子供だけではく、老いていけば、脳が委縮していき、その部分の機能が低下していきます。すると、やはり社会での生活になじめなくなったりしてしまいます。そいうったことの対策の一つとして、体を動かしたり頭を使うと言うことがとても大切だと言います。また、栄養面も神経の働きに重要な関わりがあるので、食事面もとても大切です。

まとめ

神経学はとても複雑で、覚えることもたくさんあり、自分で考えて応用していかないと臨床ではなかなか役に立ちません。ですが、そういったことが少しでも出来るようになると、今までとは全く違った徒手療法の世界が広がります。また、こういったセミナーに参加する人たちの知識や技術はレベルが高く、とても刺激を受けます。神経学を勉強し始めてから丸4年経過しましたが、まだまだ分からないことだらけなので、来年も継続して勉強していきたいと思います。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

スキルアップ講座

スキルアップ講座を行っています。

この講座は、施術家の初心者向けになります。テクニックだけたくさん身に付けても、その使いどころが分からなければ意味がありません。そのために、症状の本質を見抜くための基礎を教える講座です。基礎が身に付けば応用が利くようになり、初めて対応する症状にも慌てることがなくなります。

スキルアップ講座についての詳細

中央林間カイロプラクティックオフィス

〒242-007 神奈川県大和市中央林間4-5-9 Coma21-201号室

コメントを残す