最近話題の筋膜リリース。大和市中央林間の整体

ストレッチ

最近、テレビで取り上げられたことにより話題となっている”筋膜”。番組の中で「これまでまったく見向きもされなかった」とか「医学界のシンデレラ」とか言われていました。 ただ、徒手療法やロルフィングを勉強している人には、決して聞きなれない言葉ではありませんよね。 多くの徒手療法家やロルファー、ボディーワーカー達は、以前から筋膜に対してアプローチを行っていると思います。 そもそも筋膜リリースというテクニックは100年以上前から存在しています。 決して、最近になって考案されたテクニックではありません。 筋膜リリースはオステオパシーの創始者であるA.T.スティル医師(1824~1918)とその生徒によって提唱されました。

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筋膜リリースをやってみよう

番組内では、素人さんではなかなか難しい、と先生が仰っていましたが、それは「どういった症状に対して、どこをリリースすればいいのか?」とか「筋膜が伸びていく変化を感じ取ること」が難しいということだと思います。 筋膜リリース自体は、おそらく皆さんすぐにできます。 なので、実際に自分で筋膜リリースが出来るようになっちゃいましょう。 まずは写真のように肩の高さで手を合わせます。 筋膜リリース1 次に、一方の手首を伸ばす様にして、もう一方の手の平を押してみましょう。左右で同じことを行い、手首が後ろ(肘の方向)に、より倒れにくい方を見つけます。何度も繰り返すと、それがストレッチとなり動かしやすくなってきてしまうので、あまり深く考えず直感で決めちゃってください。 筋膜リリース2 筋膜リリース3 倒れにくい方が見つかったら、そちらの手のひらを上にして、脚の上に腕を置きましょう。 もう一方の手の平を、力を抜いた自然な状態のまま(指が開き過ぎたり、閉じていたりしない)前腕に、吸いつかせるように密着させます。決して強い力を加えて押しつけないでください。 その状態で手のひらを上へ下へと動かしてみましょう。この時も力は加えません。力を加えなくても摩擦が生じることで手が離れたり、滑ったりすることはありません。上下に動かしてみて、上と下のどちらへの動かした時が、動かしにくいか、または動かせる距離が短いか感じてみてください。この時も、何度も繰り返すと動かしやすくなってきてしまうので、あまり深く考えず直感で決めちゃってください。手の平を動かせる距離も1cm~2cm程度です。 筋膜リリース4 動かしにくい方向が見つかったら、手の平を制限が感じられる所まで動かして、そのまま90秒程度待ちましょう。強い力で引っ張るようなことはしないでください。 筋膜はコラーゲン線維でできていますので、瞬間的に強く引っ張っても伸びません。持続的なけん引をすることで、徐々に伸びてきます。 さて、90秒経ったら終わりです。もう一度最初にやったように、肩の高さで手の平を合わせ、先ほど動かしにくかった方向へ手首を倒すように、手の平で押してみてください。先ほどより倒しやすくなっていると思います。 これが筋膜リリースです。テクニック自体はそんなに難しいものではありませんが、本来は、専門家が、しかるべき部位を触診や動作を見極めて行います。結局のところ、そこが分からないとテクニックの効果も半減してしまいます。そのために専門に勉強した人たちがいるのです。

変化しなかった人

上記の通りにやってみても何も変わらなかった人がいると思います。変化しない人がいるのは当然のことで、症状の原因が、全て筋膜にあるとは限りません。あるいは、別の場所の筋膜からの影響が強いことも考えられます。変化しなかった人は、残念ながら、手首を反らしにくい原因が、前腕の筋膜の問題ではなかったということです。

筋膜リリースは万能のテクニックではありません。結局のところ症状の原因が筋膜にあれば効果が出ますが、筋線維や、関節、骨などの他の問題であれば、まずはそちらに対処する必要があります。全ての病気に効く万能薬が存在しないように、全ての筋骨格系の問題に効く万能のテクニックなんてものはありません。