体の調整だけで良いの?大和市中央林間の整体院

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セラピストなら、経験ある方も少なくないと思いますが、イメージ通りに施術で来て、筋肉の張りや骨格の歪みなども解消できたのに、痛みなどの症状が全然良くなっていない、ってことありますよね。この場合何がいけないんでしょう?

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効果が出ない場合に考えられること

前提として、クライアントが嘘をついていないこと。

  • そもそも見立てが間違っている。
  • クライアント自身が、症状の変化の尺度が1か0しか持っていない。
  • 筋肉や骨格の構造的な変化を伴っている。
  • リンパ、血液などの体液循環。
  • 脳の可塑的変化がすでに起きている。

そもそも見立てが間違っている。

勉強しましょう。

クライアント自身が、症状の変化の尺度が1か0しか持っていない。

痛いか、痛くないかが判断基準となっていて、その間が無い人。意外と、こういう人は少なくないと思います。

~対策例~

  • 施術前後の可動範囲がちゃんと変化しているなら、効果が出ている可能性が高いです。施術前に可動域を検査し、クライアントさんにも分かるように鏡などを使って実際に見せる、写真や動画を撮る、角度計を使って角度を記録する、などしましょう。
  • 施術前に痛みのレベルを10段階で評価してもらうこと。0が痛みなし。10は耐え難い痛みで、日常生活が困難な場合。

これらを行っても、「変わらない」と言う人もいます。その場合は・・・ほんと、どうしましょう(泣)

筋肉や骨格の構造的な変化を伴っている。

骨の変形や筋肉の細胞自体の短縮、炎症などは、その場で大きな変化をすることは難しいと思います。出来ることは、施術前にしっかりと検査して、それらの可能性があれば、施術前にその旨を説明しておきましょう。

~対策例~

  • 骨の変形であれば、触診や最終可動域での動きなどが参考になります。
  • 筋肉の長さ自体が短縮しているなら、例えば、アイソメトリックなどで、目的の筋肉に筋収縮後リラクゼーションを起こさせ、可動範囲が増えるか見る方法があります。もし変化が起きなければ、細胞自体の短縮の可能性もあるので、短期間でも変化は難しいと思います。
  • 炎症の場合は、4徴候(発熱、腫脹、発赤、疼痛)をチェックしましょう。

リンパ、血液などの体液循環。

体液循環が滞っていて老廃物はすぐに体外に出されることはありません。循環には時間が必要になります。ただ、この場合は、施術前後で痛みの質や可動範囲にはちゃんと変化が起きていると思います。個人的な感想ですが、こういう人は、12時間~24時間位経過した時の方が、体の変化を実感されているように感じます。

脳の可塑性が起きている。

脳には図のように、体の部位に対応した領域が存在します(脳の中の小人・ホムンクルス)。運動野は筋肉に信号を送って体を動かす指令を出す場所です。感覚野は体からの感覚(痛み、温度、触角など)を知覚する場所です。

脳の小人

※右脳左脳それぞれに運動野と感覚野があります。

刺激によって脳は変化する

脳や神経には可塑性があります。可塑性とは刺激によって機能的にも構造的にも変化する性質のことです。例えば、反復練習によって運動能力が向上するのは、脳の運動の神経回路が記憶され、可塑的に変化するからです。学習を反復することで記憶力が増すのも同じです。そして、痛みによっても、可塑的変化は起こります。痛みがあると、意識がそこに向かい、その期間が長くなればなるほど感覚が脳に強く記憶される。すると、原因が解決(傷が治る)しても、「痛み」という感覚が残ります。姿勢の歪みも同じです。体が曲がった状態に合わせて平衡感覚が狂って、その狂った平衡感覚が記憶されてしまう。この状態から抜け出すためには、正しい情報(感覚)を正しい神経の通り道を通って脳が認識できるように、神経と脳の連絡を改善する必要があります。それには脳への適切な刺激と、適度な運動が必要です。

運動頻度の低下と脳の変化

外出せず、一日中、家で過ごすような生活を送っていると、足を動かすことが少なくなります。外出して足を動かす人と比べると、足から脳へ伝わる情報量が圧倒的に少なくなります。すると、使われない、脳の中の小人の足の運動や感覚の領域は狭くなります。もしそれが子供なら、成長が遅れたり、あるいは成長しきらなかったりするかもしれません。大人であれば、縮んで(委縮)いき、どんどんその機能が低下していきます。実際に、外出頻度の多い高齢者と、そうでない高齢者では、脳の容量に顕著な差が認められたと言う報告があります。使わない脳の機能は、成長が遅れたり、低下してきます。

長く続いている症状と脳の変化

痛みがあると、人は逃避姿勢や代償動作を行います。逃避姿勢とは、「腰を反らすと痛いから曲げた状態でいる」と言うように、痛みが出にくい姿勢を取ること。代償動作とは、「腰を反らすのが辛いから、膝を曲げることで体を反らす」と言うように、痛みを回避しながらも本来行おうとしている動作を行うこと。このような姿勢や動作が長く続くと、間違っている平衡感覚や体の動かし方で脳が可塑的な変化をしてしまいます。これをそのままにしておくと、今度は腰以外の筋肉や関節に負担が増えます。だから、腰が治ったかと思ったら、別の所に痛みが出て、またしばらくすると腰が痛くなる。この繰り返しで、いつまで経っても体のどこかが痛い状態に陥ります。

手技療法は体へのアプローチから脳のアプローチへ

脳や神経の可塑的な変化が起きている症状に対して、他の症状と同じように、体を調整しているだけでは良くなりません。しかも、そう言った人は決して少なくありません。手技療法も体へのアプローチだけでなく、脳や神経に対してアプローチする時代が来たんじゃないでしょうか。でも、神経系ってすごく難しいです。今からコツコツ勉強を初めてみてはどうでしょう。私は教えません(笑)まだまだ、修業の身です。セミナーなど探してみてください。

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中央林間カイロプラクティックオフィス

〒242-007 神奈川県大和市中央林間4-5-9 Coma21-201号室

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